悪意ない言葉のほうが心にグサグサくる

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来週、個別支援級の親の会で制作する「スナップボタン練習いもむし」です。
この他に「マッチングカード」とか「ひも結び」とかいろいろ。
マッチングカードは、知識あるお母さんがメンバーにいるのでお知恵を借りながら「子どもがついやってみたくなっちゃう」ようなものが作れたらいいなと思っています(^-^)

入学したばかりのお子さんだと、どうしても授業時間中最後まで集中!というのが苦手な子もいますよね。
そこで、すきま時間に何かお母さん達が力になれないかな・・・ということで、今年度から支援グッズ作りの試みです。
もちろん、保護者の中には日中参加は難しいという方も多いため自由参加ですし、まずは「集まりたい」と思ってくれるように、お茶を飲み雑談しながら楽しい雰囲気でできたらいいなと思います。


この試み、ただ作るだけでなく・・・・狙いとしては、

*「自分の子ども以外の子が使う事を想定して、その子のできた!が増えるようなグッズを考える」
 (自分の子以外の子どもの成長を見守る視点ができる)
*グッズ作りの様子を新聞にし、小学校の学校運営協議会や区の子育て連絡会などを通じて関係している方に取り組みを知っ   ていただく。
 (中学や地域へのさらなる理解を求めたり、中学に関してはこうした取り組みをしている保護者が数年後に入学するわけなので、現在の中学個別支援級のあり方とは違った保護者と先生との連携など・・・そういった部分へのアプローチ)
*お母さんたちと先生たちの「一緒につくっていこう」という良い形でのコミュニケーション
 (保護者が「苦情」という方法を使わずに、先生への意見や要望をだしていけるよう・・・保護者自身の交渉スキルのアップ)

今うちの地域では支援に関しての理解が進み、一緒に作り上げよう、オープンにして支援を開拓しようという気運が高まっています。
そのなかで保護者自身が「今はいいけど、この先の進路で理解を得られるか心配」「中学以降の仕組みを変えたい」「小学校から先進的な取り組みをしたい」「そのためには何かできるなら手伝いたい」という声があります。

保護者のそうした前向きなエネルギーを
「小学校は○○してくれたのに、中学校は何もしてくれない」という「苦情」にならないように・・・先生と「VS」にならないように・・・
学校の外側にもたくさん味方・あるいは同士・仲間を作っておくことで、何か変わってくることもあるのではないかと思います。

学校とトラブルになっているのに、相談先が学校関係だけでは「理解してもらえない」「誰も助けてくれない」という気持ちに保護者自身がなりかねませんからね。

学校の外側に多くの味方を作る・・・というのは、意外といいのではないかなと。
外側に味方を作るのも「苦手で・・」「何か役を引き受けるのは難しい」「どうしたらいいの」という声も多いため、そういった部分を親の会でサポートし、一緒に頑張っていけたらいいのかなと思っています。
ひとりで頑張らず、一緒だから力がでる!ということもありますよね。
今年度も楽しんで活動したいなと思っています。



さて・・・今日のタイトルにあることですが、私がどうしても指摘しずらい・・・で、いつもウソっぽい笑いでかわさざるを得ない、悪意の無い・あくまで善意の言葉達・・・のことについて。


「そもそも個別支援級って必要?みんな同じクラスで学び合えるよ。私達が子どもの頃ってそうだったよね。大丈夫だよ。」

「最近はすぐ分けたがるけど、個性のひとつだよね。」

「そんな風に(発達障害があるように)見えないよ。」


・・・これってわりと返答に困りませんか?他の保護者の方ってこういう声かけされません??



うちの地域で特別支援に関しての関心が深まったからなのか。
あるいは世間的にそうしたことに注目が集まっているのか。
親の会の代表などをしていると、いろいろな会合でいろいろな方たちとお会いする機会があります。

もちろんみなさん定型発達の子育てをされているので、こうした「支援に関わる機会」が今までなかった方、初めて「知ろう」と思って下さる方も多くいて、そのあたりは感謝の一言に尽きるわけですが。。。


誤解というか、無意識な偏見(あからさまな偏見でないだけに、この言葉を使うのもどうかと考えてしまう・・・)、あるいはあまりに情報が少ないがために、ふわっとしたイメージであったり。
本当に悪意なき言葉に対して、返答に困る事が多々あります。


「そもそも個別支援級って必要?みんな同じクラスで学び合えるよ。私達が子どもの頃ってそうだったよね。大丈夫だよ。」

大丈夫かどうかを決めるのって、あなたでも保護者の私でもなく、子ども自身だよね?とつい言いたくなっちゃいます。

個別支援級ってね、別に一般級に比べて劣っているわけではないのです。
ペース・授業人数・内容を一人一人に合わせて学んだほうが、この子には合ってるよね・・・ってことで利用する場所なんです。
あくまで選択肢のひとつ。

みんなで学び合うには、感覚の過敏があって難しいかもしれませんよね。
ひとりの方が集中しやすい子も。
どこをみんなと学んで、どこを個人で学ぶか・・・選ぶのって子どもじゃないですかね?
選ぶのが難しいタイプの子であれば、周囲が大丈夫かを決めるのでなく、その子自身をきちんと見ていくということですよね。

「大丈夫だよ」の言葉の中には「混ざってくれても、うちの子は大丈夫だよ」という、「障害のある子が来ても、うちの子は大丈夫」という意味合いが含まれていそうな気がして・・・
なんだかいろんな意味で「その発言自体が大丈夫じゃないんですけど」と、言いたい(^-^;)




「そんな風に(発達障害があるように)見えないよ」

まるで発達障害があることがマイナスのことみたいな言い回しに感じてしまうのは私だけでしょうか。

個性だっていう方がいたり、あるようにみえないって言う方がいたり・・・う~ん??
ほんと、そういう方々自身を含め「多様性」ってことですよね。
あなたたちのようなタイプがあり、私のようなタイプがあり、他にもたくさんのタイプがある、それら全て「そこにある」ということ。
あるように見えるとか見えないとかでなく、「ある」のです。
そもそも、あるように見えるか見えないか・・・その方の主観と知識の問題もあるのであって、知識があって進路を選んでいる方に向かって、「見えないよ」ということが「褒め言葉や慰め」には一ミリもなっていないのです。

こういう言葉って、まだ障害を受け入れる過程にいる方・迷いのある方にとっては、大きく進路を狂わせてしまう・貴重な療育の期間を逃してしまう言葉にもなり得ます。
特に知識の無い、でも職業的には「先生」だったり「もと先生」だったり「支援に関する方」だったりすると、保護者もつい信じてしまいがちに。

せっかくの療育や練習の機会を、誰一人逃す事のないように・・・子どもが二次障害にならないように・・・練習を積む機会を逃して大人になってから後悔しないように・・・早めにしかるべき所と繋がれるように・・・親自身がしっかり知識を身につけることも大事なことではありますが、周囲のこうした「悪意なき、でも知識もなきアドバイス」が少しでも無くなればいいなと思います。


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いつもここをチェックしてくださる方、ありがとうございます。
拍手からコメント下さる方、ありがとうございます。
何人かからコメントいただきましたことについて。
「出てました」とお答えしておきます。
よく気付きましたね!すごい!
見ていただきありがとうございました。









中学への準備

とても久しぶりの記事になります。

ここ最近は、仕事の他にも
2つの親の会の運営・会報作り&区の子育て連絡会や小学校の運営協議会(こういう所で支援教育をアピールしたいので大事な活動なんです)、時々消しゴムはんこのお仕事などの活動にいそしんでいました。

日々バタバタと過ぎていて・・・全然パソコンに向き合う時間が無く・・・
今日久しぶりにメールを開いてみたら、全然更新していないにも関わらず拍手ボタンから「時々見に来ています」とか「また記事を楽しみに待っています」など温かいメールが来ていて、感謝の気持ちでいっぱいです。

どうしても日常生活優先になってしまうので、たまにの更新になりますが・・・また時々こうして書いていけたらと思います(^-^)


今年は息子も4年生、いよいよ中学に向けての心構えの年かなと思います。
子どもがじゃなくて、親が。

中学の進路は本人の希望を優先するとして、たとえば本人が個別支援級を選んだ場合の、その後の選択肢のこと・小学校と違って交流授業の少なさやハードルの高さ・支援教材の薄さ・教員の理解度・・・・など、未整備の部分を親の会として変えていかなければと思う部分がたくさんあります。

特にいま住んでいる地域は決して支援教育が進んでいた地区ではなく、親の会を立ち上げて以降保護者と先生と地域の方が一緒になって考えて作り上げている途中の地域なのです。
小学校は支援モデル校にまでなりましたが、中学は・・・・・というのが現状です。

こうした地域格差みたいなことって、子どもに悩みを背負わせたくはないですよね。

先に生まれてきた、大人の仕事だと思っています。

中学以降の進路に関しては、同じく悩んだり葛藤している保護者の方も多いのではないでしょうか。
他の地区ではどのようにして取り組みをしているのかな、内申や交流問題についてはどう考えているのかな・・・・なんて
気になっているこの頃です。

中学への地域の取り組みは、またこちらでも記事にしていけたらと思っています。




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おやすみ

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毎日こつこつやっていたら、いつの間にかものすごく忙しくなってしまい・・・
忙しがるのは良くないのだけれど
しばらくここはおやすみします。

発達障害親の会は続けています。
親の会サロンも続けますよ。
消しごむはんこワークショップも続けています。
たまにイベントにも出ています(^-^)
お仕事もがんばります!

また落ち着いたらもどります。


極め度合い

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またまた久しぶりの更新になります。。。
夏休み、息子は早々に宿題を片付け、残りの日々は城めぐりに費やしました。
とはいっても、もちろん私が仕事の無い日に限られますが、それでも空いてる日・空いている時間はほぼ城・城・城だったような気がします。
城と言っても整備させれた城ばかりでなく、廃城もかなり行ったので・・・長袖・長ズボン・手袋・帽子・首にはてぬぐい・水筒と飴と虫よけ必須で藪こぎ・・・・ということも少なくありませんでした。
暑くて厳しい(^-^;)道のりでした。

↑写真は、公園として整備された茅ヶ崎城の土塁。

そして出来上がった自由研究はこちら。

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城に興味がない人のため、ちょっとでも目に留まるようにジオラマ風に石垣を作っていました。
発砲スチロールで。。。

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外側は城風に。

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こんな感じで、一冊一冊調べ学習していったので、かなりの分量でした。
うちは一人でのネット調べを禁止しているので、ネットで調べたい時は私も一緒に見るようにしていたのですが、廃城ともなると全然ネットに載ってないか、やたら専門性が高くなって小学生には理解不能・・・という感じです。
そこで、休みを利用してその城の地元の図書館の司書さんに文献を探していただく・・・という方法で調べました。
司書さんってすごいですね!
地元の発掘調査記録とか、地盤調査記録とか、何十年前の航空写真とか、様々な分野で役に立ちそうな資料を教えていただきました。



新学期になって、個別支援級・交流級の両方で自由研究の発表があったようです。


息子としては、この研究をきっかけに「学校で趣味の友達」を作りたいと考えていたようです。
でも、実際はなかなか・・・・
校長先生をはじめ、何人かの先生には大好評だったようですが、子どもがこれをきっかけに「僕も城が好きでさ!!」と話しかけて来てくれることは無かったようでした。

ちょっとがっかりしていた息子に、「極め度合い」の話をしました。

以前本で読んだのですが、
一般の子ども達が幼い頃に誰とでも仲良く一緒に遊べるのは、それぞれの「好きな事」の極め度合いがまだそれほどではないから、まだ好きなことに出会っていないから、相手に合わせて遊ぶことができるのです。
成長とともに趣味の友達や好きな事が同じ友人など、交友が細分化されていきます。

それに対して発達障害を持つ子の中には、好きな事の極め度合いが大人の極め度合いのようにすでに成熟していて・・・という子もいます。興味の範囲が狭いという特徴もあるからか、大人でも「おっ!こんなことも知っているの?」というところまで極めていたりします。

それはどちらが正解とか、正しいとかではなく、タイプの違いというしかないのですが。
結局大人になると両者同じ趣味の場合は、そこで出会ったりしますよね。

ただ後者が「少数派」のため、なかなか気持ちが理解されなかったり、同じ趣味を共有して楽しめる仲間が見つかりにくいのかなぁと思っています。
これも発達障害ならではの凸凹で、しかしなくしてはならない長所でもあると思っているので、なんとか本人の気持ちが折れないようにサポートしていきたいなと思います。


城の自由研究は持ち帰ってきましたが、来月療育センターでの作品展にも出してみようかと息子と相談しています。
療育センターには、同じ趣味の子がいるかもしれないね。

頑張った事が報われるように、なにか形になるように、陰ながら応援していきたいと思っています。



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和のデコスイーツ

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久しぶりの更新です。

毎年恒例の講座となりました、地区センターでのデコスイーツ。
今日は打ち合わせに行ってきました。
今年度は敬老の日にお孫さんからプレゼントできるように・・・ということで、和のデコスイーツのフォトフレーム作りに決まりました!
9月の講座に向けて、キット作りをしているところです。

チラシや区の広報誌に詳細が出てからは、地区センター受付にサンプルが出る予定です。
気になる方は区報をチェックしてくださいね。
今年は幼稚園祭には出店しないので、この次の講座は秋の消しゴムはんこ講座2か所のみになります。
デコはここで材料をどどーっと使いきっちゃおうと思います(^-^)
直接私では受付られないので、広報誌がでたあとで地区センターにお申し込みいただければと思います。



小学校ももうすぐ夏休み。
宿泊学習や遠足や演奏会などいろいろ行事がありましたが・・・無難にこなしながら、勉強の方も交流級で受けたりと、チャレンジ精神が見られる1学期でした!
いままで個別支援級での授業参観でしたが、この様子だと2学期から交流級の授業参観もありかな・・・なんて先生と相談しています。
だからといって、あせらず!
私と息子のモットーは、「いま必要な療育を思う存分必要な場所で!」なので、大人になったあとで「療育のとりこぼし」がないように、息子と先生とセンターとで相談しながらやっていこうと思います。
うまくいっている時期は、どうしても「もっともっと」と欲張りがちですからね。
私もあまり無理させすぎないようにしなくてはですね。


夏休みは、親の会の子どもイベントを企画したり・・・息子の友達を誘って遊んだり楽しみな事がたくさんです!
すこし早いですが、みなさまも良い夏休みを!

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自己紹介

さちこ

Author:さちこ
まいにちお母さん
時々はんこの先生や発達障害の講師
親の会やサロンも運営しています

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